エピソード.8:パイカミン

母から娘へと、つないでいくもの。 千葉昌子さん(写真中央・北海道札幌市)

 千葉昌子さんが北海道札幌市に「ビューティサロン昌子」を開いたのは40歳の時です。あれから20年。お店には20代から70代まで、さまざまな年代の人たちが足を運んできます。

 今、お客様と盛り上がるテーマの中心は「食べ物」のこと。年齢を重ねれば、少しずつからだに対する不安も大きくなっていく。からだにいい食べ物とは?健康的な食べ方とは?お客様と話をしている中で、千葉さんがよく話題に出すのが「3種のお酢がさわやかな健康ドリンク・パイカミン」です。

 「うちは3世代同居なんですが、みんなで毎朝自家製のりんごジュースや野菜ジュースにパイカミンを入れて飲んでいます。毎月4本くらいのペースで飲んでいるほどのファンです(笑)。今では我が家の食生活には欠かすことのできない存在です」。

忙しい毎日の中、パイカミンを使った料理のレシピづくりを始める。

 千葉さんが気に入っているのは、まろやかな甘みがあること。家族でビールを飲んだ夜には、最後にパイカミンを薄めて飲むことが習慣に。二日酔いにも効き、翌朝目覚めた時にからだがとても楽なのだそうです。また、孫の一斐(かずひ)ちゃんは、公園に遊びに行く時に、パイカミンを水で薄めたドリンクを水筒に入れて持っていくのだとか。一斐ちゃんは、この“ジュース”が大好きで、いつもゴクゴクと飲んでいるそうです。

 最近、千葉さんはパイカミンを使った料理にもチャンレジしています。ほど良い酸味とフルーティーな香りが料理にもピッタリと合い、自身で考えたパイカミンのオリジナルレシピをお客様に配ろうと計画中です。

 「酢の物、味噌だれ、にぎり寿司……パイカミンはどんな料理にも調味料として使えます。もちろん、健康にもいいですからね。今度はどんな料理に応用してみようか?いつも台所に立ちながら、思いついた料理のレシピを考えてみるんですけど、それが楽しくて」。

 千葉さんの娘であるかずみさんは、そんな母の姿を見てこう言います。「家事も、料理も、仕事もして、大忙しのはずなのに、母はいつも元気いっぱい。本当に尊敬しています。私も母に続いていけたらと思っています」。おばあちゃんとママが台所に立つ姿を見て、「私もやる!」と一斐ちゃんが駆け寄ってくる。千葉さんの頑張る姿と、家庭の味は、母から子へと伝えられていくのです。

毎日飲んでいるパイカミンは、家族のみんなに大人気。料理のレシピをコツコツと書きためている千葉さん。次はどんな料理を作り上げてくれるのでしょうか。
パイカミンで作った味噌だれ。味噌100gにパイカミン150ccを入れ、鍋で3分程度煮込み、とろりとしてきたら出来上がり。夏の焼き野菜などにつけて食べると夏バテも解消!
孫の一斐ちゃんは、おばあちゃんが大好き。しばらく経てば、今度は一斐ちゃんがおばあちゃんに料理を作ってくれる日が来る。「その日を楽しみにしています!」と千葉さん。
千葉さんの自信作「パイカミンのみようがにぎり寿司(写真中央)」。水とパイカミンを混ぜて炊いたごはんでお寿司をにぎる。サッパリとした味わいのお寿司に。
※取材した方のお話に基づき、原稿を構成しています。
私とπウォーター