エピソード.6:パイリング

人生の山道も、まだまだ一緒に登っていきたい。 千崎宏江さん(岡山県高梁市)

 千崎宏江さんが登山を始めたのは、この6月からのことです。地元の登山グループに参加し、大山、富士山、白馬、八ヶ岳など、わずか数カ月の間に数々の山に登頂。精力的に登山へ出掛けているそうです。

 「呼吸の仕方を覚えてからは、しんどさも我慢できるようになりました。腹式呼吸をしながら酸素を体いっぱいに取り込んで、ふーっと息を吐く。周りからも『それができれば大丈夫』と言われています」

身につけたパイリングが、仕事に、趣味に、全力投球の毎日を支える。

 千崎さんは、パイリングの発売当初からの愛用者。登山の際も、手くび用、足くび用、首用、腰用、すべてのパイリングを装着して出掛けます。

 「登山の途中、仲間が疲れて体調を崩したことがあったんです。自分でつけていた腰用のパイリングを外して太ももに巻きつけてあげたら、5分もしないうちに下山できるようになって。また、別の登山では、下痢になってしまった方がいたのですが、腰用のパイリングを貸してあげて、パイネスを30滴ほど飲むように勧めたら、無事下山できたんです」

 最近では「登山仲間から『パイリングを貸して〜』と言われるようになった(笑)」と嬉しそうに話す千崎さん。今は、自分用のパイリングを装着して登るだけでなく、仲間に貸す用のパイリングも持って登山に出掛けているのだとか。

 日頃は、ご主人が営む建設会社で総務全般と経理を任されているほか、ヘルパー2級の資格を取得し、自ら福祉タクシー「せんざき」の運転手も務めているという千崎さん。仕事に、趣味に、全力投球の千崎さんの毎日を、いつも陰ながらパイリングが支えています。

登山の時間はもちろん、普段の生活の中でも欠かさずパイリングを身につけているという千崎さん。「ファッションとしても気にいっています」
「絶対に仲間は置いていきません。お互いに助け、助けられながら目標を達成していく。それが登山の魅力のひとつ。そうやって到着した山の頂から見る景色や達成感は、日常では味わえない感覚です」と千崎さん。
(写真左)パイリングのほか、約10年前からヒーラマットとヒーラ枕も愛用している。ご主人が体調を崩した際に夫婦で購入した。「いつまでも主人には元気でいてほしいので、思い切って買いました。(写真右)ご主人の一郎さんは公私ともに大切なパートナー。いとこの西岡友子さんはIBEの代理店を営む。
※取材した方のお話に基づき、原稿を構成しています。
※現在、「パイリング」「ヒーラマット」は、販売終了しております。
私とπウォーター